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 守大助受刑者に5000万円損賠命令 

 
 
2008年05月27日 ()
仙台市泉区の北陵クリニック(閉院)で
平成12年、患者5人に筋弛(し)緩(かん)剤が投与され、
1人が死亡した事件で、
被害者で意識不明の状態が続いている
大島綾子さん(19)と両親が
元准看護師、守大助受刑者(37)
=殺人罪などで無期懲役確定=に5000万円の損害賠償を
求めた訴訟の判決が
27日、仙台地裁であり、
潮見直之裁判長は請求通り5000万円の支払いを守受刑者に命じた。
守受刑者は投与を否定していた。

確定した刑事裁判の判決によると、
守受刑者は12年2〜11月、同クリニックに入院していた
大島さんら5人を殺害しようとして、筋弛緩剤を点滴に混入し、
無職女性=当時(89)=を殺害したほか、
4人を意識不明にさせるなどした。
守受刑者は無罪を主張して上告したが
最高裁は2月に上告を棄却、無期懲役が確定した。

Yahoo!ニュース

二年八カ月に及ぶ検察と弁護側の激しい応酬が続いた法廷に、
裁判長の「無期懲役」を告げる声が響いた。

筋弛緩(しかん)剤点滴事件で仙台地裁が2004年3月30日、
守大助被告(32)に言い渡した判決。

無実を訴え続けた守被告は、裁判長をにらみつけた。
胸をなで下ろす捜査関係者。

しかし、判決も動機をはっきり示せない。
患者の命を守るはずの医療機関でなぜ…。
娘が今も植物状態の母親は、傍聴席で涙をぬぐった。
弁護団は控訴の方針を示し、真相をめぐる論争はさらに続く。

植物状態となり、今でも意識が戻らない少女を
はじめとする被害者の遺族や家族。

事件の舞台となり閉鎖に追い込まれた北稜クリニックの関係者。

そして事件の疑いで捜査されながら立件されなかった患者や遺族たち。

准看護師守大助被告(32)の逮捕から約三年三カ月。

運命をほんろうされた多くの人が、悔
しさやとまどいを胸に無期懲役の判決を聴いた。

「本当なら娘は四月から高校一年生…」。
被害者の一人とされる少女は意識不明のまま十五歳になった。
「物が二重に見える」。
2000年10月当時11歳だった少女は
虫垂炎の疑いでクリニックに入院、
抗生剤点滴中にそうつぶやいた後、容体が急変。
一命は取り留めたが、脳に障害が残った。

現在の体重は二五キロ。
筋肉を動かさないため手足はやせ細った。
父親(55)は昔のアルバムを見返した。
「こんな笑顔をしていたのか」。言葉を失った。
「極刑を望む気持ちは変わらない」と唇をかんだ。

クリニックは、守被告の逮捕から約三カ月後、
患者数が激減し閉鎖を余儀なくされ施設は人手に渡った。

実質的経営者だった半田康延東北大教授(58)は
数億円の借金を返済しながら傍聴を続けた。

公判の中で「病院が医療過誤を隠すためにでっち上げた」と
弁護側に指弾された。
「警察に相談すれば大騒ぎになり、
 病院がつぶれることも分かっていた。
 妻(事件当時の副院長)も私も精神状態がおかしくなりそうだった」
と振り返る。

複雑な心境で公判を見つめる家族もいた。
宮城県警はクリニックが作成した計二十人の急変患者リストなどを基に捜査。
最終的な立件は五件となった。

リストにあり、死亡した当時五歳の男児も立件から漏れた。
「息子はなぜ死んだのか」。
両親の疑問が置き去りにされたまま公判は進んだ。
「この裁判では何も分からない。
事件だったのかどうか誰か教えてほしい」。
両親にとって判決は通過点にすぎない。

▼差守大助被告の弁護団の話

不当な判決で許し難い。控訴せざるを得ない。
初めに結論ありきの判決だ。
証拠評価を誤って、一件ずつ吟味すべきなのに
一件やったから残りもクロと認定した。
間違った判決を覆すべく、これからも頑張っていく。

●「当然の判決」と評価

▼仙台地検の加藤昭特別刑事部長の話
(判決は)証拠を客観的に調べており当然の判決だ。
弁護側の反証にも適正な判断をしており、
真実が認められた。
(鑑定試料の全量消費は)全面的に適切とは言い難い。
今後参考にしていきたい。

●守被告が不満口に こんなんでいいのか
准看護師の守大助被告(32)は判決の瞬間、
みけんにしわを寄せ、細い首を傾けながら被告席に腰を下ろした。
鋭いまなざしで裁判長をにらんだ。
休廷中には「こんなんでいいのか」と不満を漏らした。
正午の休廷後、
接見した弁護士に守被告は「こんなんでいいんですかね」
「涙も出ません」と落ち着いた口ぶりで話したという。
さらに「ほかの証人のことを信じられるのに、
何でぼくの言うことは信じられないのか。
でも通過点ですよね」と控訴に同意した。

この日の守被告は笑みを浮かべて会釈をしながら入廷。
無罪で自宅に帰れると信じ、拘置所の自室を整理していた。

主文言い渡しに背筋を伸ばしたまま、微動だにしない守被告。
ジャケットのポケットに手をやり、
弁護士の前の席にどすんと腰を下ろし、
長めの髪を左手でかき上げた。
青白くひきつった表情がのぞく。理由の朗読。
まばたきを繰り返し、首をひねった。

 じっと目を閉じたまま、「早く帰りたい」との思いがかなわなかった無念を、
自らに言い聞かせるようにつま先で絶えずリズムを取っていた。

特別傍聴席の守被告の母親は、
主文言い渡しと同時にわっと泣き崩れ、
隣に座った守被告の恋人の肩に寄り掛かった。

●綱渡りの立証に理解示す

【解説】仙台の筋弛緩剤点滴事件で、
仙台地裁が守大助被告(32)に言い渡した無期懲役の判決は、
筋弛緩剤混入の目撃証言など直接の証拠がなく、
状況証拠を積み重ねた綱渡りともいえる検察側の立証を、
最大限くみ取った形となった。

今回の判断の特徴は、
起訴事実五件が特異で酷似していることを重視、
「同一犯の犯行と推認できる」という前提を敷いたことだ。
その上で二件について「確実に犯人と認定できる」とし、
守被告の犯行と判断。

これを土台に比較的証拠が薄い事件についても
「犯人が別人とする特段の事情がない」ことを
補強材料として有罪の結論を導いた。

検察側は、事件性については、
患者五人の血清や尿、点滴バッグから
筋弛緩剤の成分を検出した「堅い証拠」(検察幹部)を出した。

だが犯人性は、守被告が一時犯行を認めた自白調書と、
使途不明の筋弛緩剤の存在や空アンプルの証拠隠滅行為、
不審な言動などの状況証拠を重ねてしのいだ。

しかし守被告は四日目に否認に転じている上、
弁護側は「自白は取調官の脅しや誘導の結果」と主張。
状況証拠についても「被告の犯行には直接つながらない」と
弁護側に突かれた。危うい立証だったことは否めない。

判決もこうした乏しい証拠の組み合わせだ。
状況証拠しかない事件での事実認定の手法として、
一つのモデルとなりうるだろうが、弁護側は激しく反発している。

守被告無期懲役 無実の主張断罪 
被害家族の悲しみ癒えず:西日本新聞  2004年03月30日掲載
2008.05.27(Tue) (医療事故・ミス)  (0)   No.1847

   

 偽眼科医に懲役4年6月 

 
 
2008年05月21日 ()
医師免許を偽造し岐阜県内に眼科クリニックを開設、
約1年8カ月にわたり診察行為を繰り返したとして
医師法違反罪などに問われた
無職 河口哲也被告(32)に対し、
岐阜地裁(田辺三保子裁判長)は21日、
役4年6月(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。

田辺裁判長は判決理由で
「患者に重大な傷害を与えかねない行為で、
正規の医師による診察の機会を患者から奪っている」
と悪質性を指摘。
一方で自ら出頭し、反省の態度を示していることなどを酌量した。

判決によると、
河口被告は借金返済などのために医師免許を偽造。
2005年12月から岐阜県内で10人に対し診療行為を繰り返し、
総額約3700万円を診療報酬などとしてだまし取るなどしていた。

2008.5.21MSN産経ニュース
2008.05.21(Wed) (医療事故・ミス)  (0)   No.1794

   

 採血針使い回し 14人が肝炎感染 

 
 
2008年05月21日 ()
島根県益田市の診療所「おちハートクリニック」が
3月末から約1か月間、患者計37人に対して、
血糖値測定のために指先などに針を刺して採血する器具を
使い回していたことがわかった。

県医療対策課によると、クリニックの検査の結果、
因果関係は不明だが、うち14人がB、C型肝炎ウイルスに
感染していることが確認された。
複数の看護職員が自動的に針が交換されると誤解したのが原因という。

厚生労働省は同様の器具の使い回しを禁じる通知を出しており、
県は同クリニックを行政指導するとともに、
今月中にも立ち入り検査する方針。

同課によると、器具は、糖尿病患者が
自己管理のために使うペン型の製品で、
交換可能なドラムに6針が入っており、
1針使うごとに自分でドラムを回して新しい針にする仕組み。
赤い字で「複数患者使用不可」と書いた
シール(縦1・5センチ、横3・5センチ)を本体に張っている。

同クリニックでは、
3月までは使用の度に針を取り換える別の器具を使っていたが、
故障したため、3月28日以降、回の器具を使用。
内科、循環器科、心療内科で複数の看護職員が使用方法を誤解して、
複数の患者に、使用済みの同一の針で採血したという。

4月30日に看護師が誤りに気付いて保健所に連絡。
同クリニックは5月1〜9日に対象者全員に
肝炎やエイズウイルス(HIV)などの検査を実施、
B型肝炎の抗原保有者1人、同抗体保有者11人、
C型肝炎の抗体保有者2人がいることが判明した。

厚労省によると、B型肝炎はウイルス感染の
直後から約半年後までに抗原が、
感染の約1か月後〜約1年後までに抗体が確認されることが多い。
C型肝炎では感染後1〜3か月で抗体が陽性になるという。
同課は、以前に感染していた可能性もあるとしているが、
同クリニックは患者に経緯を説明して謝罪、
一部患者にワクチンを接種した。

同様の医療機器による肝炎感染は
2005年に英国で発生。
厚労省は06年3月、医療機関に同様の器具の使い回しを
禁じる通知を出した。
今回の器具の添付文書にも、
「個人の使用に限り、複数の患者に使用しない」
「使い捨てで再使用しない」などと記載している。

goo ニュース
2008.05.21(Wed) (医療事故・ミス)  (0)   No.1792

   

 子宮破裂お産時に障害 

 
 
2008年05月20日 ()
過去に帝王切開した妊婦が
自然分娩(ぶんべん)するのは危険性があるのに
十分な監視を怠り、子どもに重度の障害を負わせたとして、
福島市内の夫婦が福島県立医科大学付属病院(福島市)に
1億円の損害賠償を求めた裁判の判決が
20日、福島地裁であった。
病院側の過失を認め、同大に約7300万円の支払いを命じた。

森高重久裁判長は
「注意深く監視すべき義務があり、
緊急事態への準備をしておけば事態は避けられた可能性が高かった」
と指摘した。

原告は幕田美江(よしえ)さん(41)と夫の智広さん(42)。
美江さんは
93年8月、帝王切開で双子を出産。
95年5月に同病院で自然分娩する際、
帝王切開の傷が裂けて子宮が破裂した。

帝王切開への移行が遅れ、
次女の未風(みゅう)ちゃんは仮死状態で生まれた。
未風ちゃんは重度の脳障害があり、4年9カ月後に死亡した。

森高裁判長は、
帝王切開した女性が自然分娩する危険性について
「当時、具体的な指針はなかったが、
病院側は説明義務を果たしていないと言わざるを得ない」と判断。
「美江さんが痛みを訴えた時点で診察していれば、
子宮破裂が迫っていると診断できた可能性があった」と、
監視の不十分さを指摘した。

そのうえで、胎児も大きめで美江さんには
自然分娩の経験がなかったことなどから
「緊急の帝王切開に至る可能性は高かった」とした。

しかし、手術室に鍵がかかっていて
すぐに使える状態になっていなかったことなどから、
病院側は緊急事態への準備をしていなかったと判断した。

同病院は、厚生労働省から特定機能病院の認可を受け、
福島県では中核的な施設。
美江さんも5年間看護師として勤務していた。

美江さんは「未風は短い時間だったが、
生きた証しを残してくれた。
医療の従事者には責任の重さを再認識してもらいたい」と話した。
同大は「判決文を詳しく検討して今後の対応を検討する」
とコメントしている。

asahi.com

一度帝王切開で お産を行った場合
次も 同じように帝王切開をするのが 
当たり前だと 今まで思っていました・・・
2008.05.20(Tue) (医療事故・ミス)  (0)   No.1782

   

 タミフルを誤って2倍超処方 

 
 
2008年05月20日 ()
福岡市医師会が運営する福岡市南区の南急患診療所で
2月、70歳代の男性小児科医が、
インフルエンザと診断した男児(8)に誤って
適用量の2倍を超える抗ウイルス薬「タミフル」を
処方していたことがわかった。
男児は体調を崩し一時入院した。

市医師会によると、医師は2月24日、
高熱で訪れた男児をインフルエンザと診断。

男児の体重(二十数キロ)では
計3グラムを1日2回に分けて服用するのが適用量なのに、
計7グラムを服用するよう処方した。

成人の適用量(1日5グラム)も上回っていた。

男児の母親が量の多さを不審に思い
診療所の職員に確認したが、「処方の通りで大丈夫」と返答。

帰宅後、服用した男児が目まいなどの症状を訴え、
母親がカルテを保管している市急患診療センターに
電話で相談しても、処方通り服用するよう指示されたという。

男児は翌日も服用し、「気分が悪い」と訴えたため
別の小児科医院を受診して処方ミスが発覚。
別の病院に緊急入院し回復した。

市医師会は
「医師の勘違いによる処方ミスに加え、
 母親の指摘にも気付けなかった二重のミス。
 誠に申し訳ない」としている。

九州発 : YOMIURI ONLINE

急患診療センターにまで 
相談しているのに 
安直に「処方どおり」の答え・・・うーん
2008.05.20(Tue) (医療事故・ミス)  (0)   No.1771

   

 帝王切開失血死 医師側無罪主張 

 
 
2008年05月16日 ()
福島県立大野病院で2004年、
帝王切開手術のミスで女性(当時29歳)を
失血死させたなどとして、
業務上過失致死などの罪に問われた
産婦人科医 加藤克彦被告(40)の公判の最終弁論が
16日午前、福島地裁(鈴木信行裁判長)で始まった。

検察側は3月に禁固1年、罰金10万円を求刑したが、
弁護側は「当時の医療水準に照らして、処置は適切だった」
などと無罪を主張した。

加藤被告の逮捕、起訴には、
日本産科婦人科学会などが抗議を声明。
医師の産科離れを加速させたとの指摘もあり、
判決が注目されている。

YOMIURI ONLINE
2008.05.16(Fri) (医療事故・ミス)  (0)   No.1754

   

 元内科医長の控訴棄却 

 
 
2008年05月15日 ()
京都市右京区の国立診療所(現・国立病院機構)宇多野病院で
平成10年10月、
院長への不満から電気ポットに
毒物のアジ化ナトリウムを入れ医師7人を薬物中毒にさせたとして、
傷害などの罪に問われた同病院の
元内科医長、石田博被告(51)に対する差し戻し控訴審の
判決公判が15日、大阪高裁であった。

片岡博裁判長は
「自白の信用性は高く、犯行前後の不自然な言動や
状況証拠から犯人と認められる」として、
懲役1年4月(求刑・懲役1年6月)の実刑とした京都地裁の
差し戻し審判決を支持、被告側の控訴を棄却した。

MSN産経ニュース
2008.05.15(Thu) (医療事故・ミス)  (0)   No.1750

   

 延命中止 殺人容疑で書類送検へ 

 
 
2008年05月10日 ()
富山県射水(いみず)市の射水市民病院での延命治療中止問題で、
富山県警は、人工呼吸器が外されて
死亡した末期がん患者ら7人全員について、
元外科部長の伊藤雅之医師(52)を早ければ
月内にも殺人容疑で富山地検に書類送検する方針を固めた。

今回の問題をきっかけに、
医療現場での延命中止の是非が議論となり、
県警は伊藤医師を書類送検するかどうかを慎重に検討していたが、
富山地検に捜査当局としての判断を委ねることにした。

捜査関係者らは、伊藤医師が、
外科部長として勤務していた同病院で、
2000年9月〜05年10月、
主治医などを務めた54〜90歳の男性4人と女性3人について、
人工呼吸器を外すなどしたことにより死亡させたとしている。

伊藤医師が呼吸器を外さなかったケースもあるが、
県警は、患者7人について
報告を受けるなど治療について責任ある立場だったことを重視した。

Yahoo!ニュース

末期がんで 死以上の苦しい延命治療をする意義は・・・?
2008.05.10(Sat) (医療事故・ミス)  (0)   No.1725

   

 ニセ看護師を15年、病院を転々 

 
 
2008年05月09日 ()
看護師免許証を偽造して病院に勤務し、
医療補助行為をしたとして、
千葉県警は9日、同県船橋市栄町、介護関連会社員
高村令子容疑者(49)を保健師助産師看護師法違反と
有印公文書偽造・同行使の疑いで逮捕した。

高村容疑者は1993年から、看護師の資格がないのに、
船橋市の「セコメディック病院」「千葉徳洲会病院」や
同県習志野市の「谷津保健病院」など
10近くの病院に勤務していたとみられている。

捜査関係者などによると、
高村容疑者は他人の看護師免許証の名前などを改ざんしたうえ、
採用試験に偽造免許証のコピーを提出し、
2005年5月〜昨年8月、
船橋市の総合病院など3病院で、
看護師として注射や点滴などを繰り返していた疑い。

高村容疑者が昨年10月まで勤務していた総合病院によると、
高村容疑者に対し採用後、
再三にわたり原本の提出を求めたが「見あたらなくなった」と
応じなかった。

病院が市保健所に免許証の再交付を申請し、
看護師になりすましていたことが発覚。
高村容疑者を懲戒免職処分とした。

同病院は「経歴書に複数の大手病院に勤めた経験が記載され、
看護業務にも慣れていたようだったので、
(本物の看護師と)信じ込んだ」と話している。

YOMIURI ONLINE
2008.05.09(Fri) (医療事故・ミス)  (0)   No.1722