失明の前兆
ゲンダイネットより
失明の恐れのある目の病気になる中高年が増えている。
蒔田眼科クリニック(横浜市)の杉田美由紀院長に、
実例を挙げてもらい、具体的に説明してもらった。
●老眼鏡をかけても目のかすみが治らない
大手家電メーカーに勤めるAさん(48)は、
初めて目がかすんだとき、「老眼か」と思い老眼鏡を作った。
しかし、見えづらさは変わらなかった。
やがてカレンダーの一部が灰色に見え始めた。
「Aさんは緑内障でした。視神経に障害が起こり視野が狭くなる病気で、
自覚症状が出たときには、
病気は5段階中3以上に進んでいることが多いのです」
4段階では視野が極端に狭くなるなど生活に支障をきたし、
5段階ではほぼ失明だ。
Aさんは会社の健康診断では「問題なし」だった。
しかし、眼科専門医による両目の眼底検査を受けていなかった。
そのため、緑内障を発見できなかったという。
●視力が急に落ちた
境界型糖尿病と診断されたBさん(50)は、
暴飲暴食を繰り返すうちに視力が急に低下。
目の前に墨を流したような影が見え始めた。
「Bさんがかかった糖尿病網膜症を含め、
糖尿病による失明者数は年間3000人です。
最近は、境界型と呼ばれる軽い糖尿病でも、
急激に悪化し、糖尿病網膜症を発病することもあり、
注意が必要です。
眼内出血を起こすと数時間で失明するケースもみられます」
●駅のホームの白線や黄線が歪んだ
駅のホームに立っていたCさん(59)は、
白線が歪んで見えるのに気がついた。
数日前、方眼紙を見たときも同じだった。
「この方は、加齢黄斑変性という病気でした。
この病気は患者数は緑内障や糖尿病網膜症より少ないものの、
失明率はナンバーワン。喫煙する50代以上の男性は要注意です」
●暗い場所でも視野にゴミが浮かぶ
飛蚊症で目の前にゴミや虫が浮いて見えていたDさん(38)は、
暗い場所でも見えるようになった。
目をつむっているのに、稲妻みたいな光を感じることもある。
「網膜剥離の典型です。
20代、50代での発症が多い。
強度の近視の人は気をつけましょう」
病気によっては早期発見・早期治療で進行を遅らせたり、
治すことも可能だ。
40歳を過ぎたら、会社の定期健診とは別に
眼科専門医の定期検査を受けるのはもちろん、
杉田院長監修のチェックリストに挙げられた自覚症状があれば、
すぐに眼科に行くことだ。
《失明の恐れある自覚症状》
( 1)目が急激に痛くなる
( 2)頭痛や吐き気がする
( 3)目がかすむ
( 4)視野が狭くなる
( 5)照明など光の周りに虹のような輪が見える
( 6)視力が急激に落ちる
( 7)物が歪んで見える
( 8)視野の中心に黒い点が見える
( 9)目をつむっているのに稲妻の ような光が見える
(10)目の前が真っ暗になる
目の疲れを和らげる「ピンポール アイマスク」




慈恵医大眼科の北原健二教授は、緑内障治療において日本を代表するスペシャリスト
病院情報
東京都港区西新橋3ノ25ノ8
(都営地下鉄三田線・「御成門」から徒歩3分、JR「新橋」から徒歩10分)
電話03・3433・1111。
1075床(うち眼科病床は45床)。
4病院1診療所を持つ慈恵医大の中核病院。
アジア初の脳血管内治療センターを開設するなど、
国内有数の先進医療に取り組んでいる。
常勤医29人、非常勤医15人の眼科が眼科領域を満遍なく網羅する専門医体制で診療に当たっている。
年間手術件数は約2300件。
レーザー手術は1000件に及ぶ。
失明の恐れのある目の病気になる中高年が増えている。
蒔田眼科クリニック(横浜市)の杉田美由紀院長に、
実例を挙げてもらい、具体的に説明してもらった。
●老眼鏡をかけても目のかすみが治らない
大手家電メーカーに勤めるAさん(48)は、
初めて目がかすんだとき、「老眼か」と思い老眼鏡を作った。
しかし、見えづらさは変わらなかった。
やがてカレンダーの一部が灰色に見え始めた。
「Aさんは緑内障でした。視神経に障害が起こり視野が狭くなる病気で、
自覚症状が出たときには、
病気は5段階中3以上に進んでいることが多いのです」
4段階では視野が極端に狭くなるなど生活に支障をきたし、
5段階ではほぼ失明だ。
Aさんは会社の健康診断では「問題なし」だった。
しかし、眼科専門医による両目の眼底検査を受けていなかった。
そのため、緑内障を発見できなかったという。
●視力が急に落ちた
境界型糖尿病と診断されたBさん(50)は、
暴飲暴食を繰り返すうちに視力が急に低下。
目の前に墨を流したような影が見え始めた。
「Bさんがかかった糖尿病網膜症を含め、
糖尿病による失明者数は年間3000人です。
最近は、境界型と呼ばれる軽い糖尿病でも、
急激に悪化し、糖尿病網膜症を発病することもあり、
注意が必要です。
眼内出血を起こすと数時間で失明するケースもみられます」
●駅のホームの白線や黄線が歪んだ
駅のホームに立っていたCさん(59)は、
白線が歪んで見えるのに気がついた。
数日前、方眼紙を見たときも同じだった。
「この方は、加齢黄斑変性という病気でした。
この病気は患者数は緑内障や糖尿病網膜症より少ないものの、
失明率はナンバーワン。喫煙する50代以上の男性は要注意です」
●暗い場所でも視野にゴミが浮かぶ
飛蚊症で目の前にゴミや虫が浮いて見えていたDさん(38)は、
暗い場所でも見えるようになった。
目をつむっているのに、稲妻みたいな光を感じることもある。
「網膜剥離の典型です。
20代、50代での発症が多い。
強度の近視の人は気をつけましょう」
病気によっては早期発見・早期治療で進行を遅らせたり、
治すことも可能だ。
40歳を過ぎたら、会社の定期健診とは別に
眼科専門医の定期検査を受けるのはもちろん、
杉田院長監修のチェックリストに挙げられた自覚症状があれば、
すぐに眼科に行くことだ。
《失明の恐れある自覚症状》
( 1)目が急激に痛くなる
( 2)頭痛や吐き気がする
( 3)目がかすむ
( 4)視野が狭くなる
( 5)照明など光の周りに虹のような輪が見える
( 6)視力が急激に落ちる
( 7)物が歪んで見える
( 8)視野の中心に黒い点が見える
( 9)目をつむっているのに稲妻の ような光が見える
(10)目の前が真っ暗になる
目の疲れを和らげる「ピンポール アイマスク」
慈恵医大眼科の北原健二教授は、緑内障治療において日本を代表するスペシャリスト
病院情報
東京都港区西新橋3ノ25ノ8
(都営地下鉄三田線・「御成門」から徒歩3分、JR「新橋」から徒歩10分)
電話03・3433・1111。
1075床(うち眼科病床は45床)。
4病院1診療所を持つ慈恵医大の中核病院。
アジア初の脳血管内治療センターを開設するなど、
国内有数の先進医療に取り組んでいる。
常勤医29人、非常勤医15人の眼科が眼科領域を満遍なく網羅する専門医体制で診療に当たっている。
年間手術件数は約2300件。
レーザー手術は1000件に及ぶ。







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