眼科治療 前進
神戸新聞より
神戸市内の眼科クリニックが
神戸・三宮と東京の診療所で四月から始めた「老眼治療」が人気を集めている。
片目の角膜に高周波を当て屈折率を変える治療で、所要時間は約三分。
保険は適用外で費用は十五万円。
すでに二カ所で計約三十人が治療に訪れている。
治療前には適応検査などが必要。
神戸・三宮など五カ所に診療所を持つ「神戸クリニック」。
米国の医療技術を導入し、
昨年十一月から五カ月間のモニター期間を設けたところ、
約九十人が訪れた。関心の高さを確信し、
関西では唯一となる三宮と東京で本格実施した。
レーシックjp
実例が載っていた
視力回復手術を受ける中高年が増えている。
「年をとってからのコンタクトレンズは負担だ」
「大震災が来たときメガネが探せなかったら逃げられない」など
理由はさまざまだが、目の手術だけに不安は残る。
レーシック手術を受けたという
ノンフィクションライター・森功氏(45)の体験リポートをお届けする。
●以外に安かった手術費用
昨年のこと――。
都内でタクシーに乗って、ふと前の座席の背もたれのチラシ広告を手に取った。
〈エキシマレーザーで近視は治る。○×クリニック〉
眼科クリニックのキャッチコピーだ。
そういえば以前、高校時代の友人がメキシコで近眼の手術を受けたと話していた。
レーザーで角膜を削って視力を取り戻すというレーシック手術である。
広告には、50代のプロゴルファーや20代の女姓格闘家の体験談が掲載されている。
あのタイガー・ウッズがグリーンの芝目を読むためにこの手術を受けたとも聞いた。
〈今なら両目で50万円のところを20万円。
70万円のウルトラレーシックでも25万円〉
チラシにはそんな調子の宣伝文句が書かれていた。
以前に片目で50万円という話をしていた知り合いのファッションモデルもいたが、
半値どころか4分の1。
ついその安さにつられ、さっそく翌日、○×クリニックに電話をかけてみた。
「レーシック手術は、検査を受けていただいてからでないと受けられません」
検査は無料というので、取りあえず受けた。
角膜の厚さの関係で、10人に1人くらいは手術を受けられないらしい。
結果は合格。
両目とも0.07程度の視力しかないけれど、中程度の近眼という診断。問題ないそうだ。
●手術は15分足らずで終了
2週間コンタクトレンズの装着をやめ、手術日を迎えた。
Tシャツの上から割烹着みたいな手術用の白衣を着せられる。
そのまま明るいクリーンルームへ通され、
手術台に横たわるよう指示される。若い女医と助手が2人。
「片目ずつ、10分で済みますからね」
執刀する女医がやさしく声をかけてくれた。
まばたきをしないよう、まぶたを機械で開かされたまま固定される。
両肩を助手が押さえていた。
ビートルズのBGMが流れているなと思ったら、
いきなりレーザーが当てられる。ガー、ガー、激しい音。
目の前が真っ白になる。
「はい、終わりました」と声をかけられ、
ほとんど目を見はったまま、薄暗い休憩室へ案内された。
リクライニングソファに腰掛けて1時間。
「目を開けていいですよ」
そう言われ、ゆっくり目を開けると、目の前に若くてきれいな看護師。麻酔が効いているのでさほど痛くもない。
専用の防護サングラスをつけ、タクシーで帰宅。
車中から遠くの看板を見ると、ナント細かい文字が読めるではないか。
明らかに視力が上がっている。
翌日の検査では両目の視力が1.5、
1週間後には実に2.0になっていた。
時間にして15分足らずのレーザー施術。料金はさらに1万円の割引があり、19万円なり。
●老眼進み新聞が読みにくく
「怖くなかったか」 とよく聞かれる。
が、旧友から体験談を聞かされていたのでそれほど不安はなかった。
50万円なら二の足を踏んでいただろうけれど、
19万円ならコンタクト代の3年分程度である。
多少ドライアイは残っているが、それほど気にならない。
悩みは一気に老眼が進み、新聞が読みづらくなったことくらいか。
2007年1月19日 掲載
ゲンダイネット
神戸市内の眼科クリニックが
神戸・三宮と東京の診療所で四月から始めた「老眼治療」が人気を集めている。
片目の角膜に高周波を当て屈折率を変える治療で、所要時間は約三分。
保険は適用外で費用は十五万円。
すでに二カ所で計約三十人が治療に訪れている。
治療前には適応検査などが必要。
神戸・三宮など五カ所に診療所を持つ「神戸クリニック」。
米国の医療技術を導入し、
昨年十一月から五カ月間のモニター期間を設けたところ、
約九十人が訪れた。関心の高さを確信し、
関西では唯一となる三宮と東京で本格実施した。
レーシックjp
実例が載っていた
視力回復手術を受ける中高年が増えている。
「年をとってからのコンタクトレンズは負担だ」
「大震災が来たときメガネが探せなかったら逃げられない」など
理由はさまざまだが、目の手術だけに不安は残る。
レーシック手術を受けたという
ノンフィクションライター・森功氏(45)の体験リポートをお届けする。
●以外に安かった手術費用
昨年のこと――。
都内でタクシーに乗って、ふと前の座席の背もたれのチラシ広告を手に取った。
〈エキシマレーザーで近視は治る。○×クリニック〉
眼科クリニックのキャッチコピーだ。
そういえば以前、高校時代の友人がメキシコで近眼の手術を受けたと話していた。
レーザーで角膜を削って視力を取り戻すというレーシック手術である。
広告には、50代のプロゴルファーや20代の女姓格闘家の体験談が掲載されている。
あのタイガー・ウッズがグリーンの芝目を読むためにこの手術を受けたとも聞いた。
〈今なら両目で50万円のところを20万円。
70万円のウルトラレーシックでも25万円〉
チラシにはそんな調子の宣伝文句が書かれていた。
以前に片目で50万円という話をしていた知り合いのファッションモデルもいたが、
半値どころか4分の1。
ついその安さにつられ、さっそく翌日、○×クリニックに電話をかけてみた。
「レーシック手術は、検査を受けていただいてからでないと受けられません」
検査は無料というので、取りあえず受けた。
角膜の厚さの関係で、10人に1人くらいは手術を受けられないらしい。
結果は合格。
両目とも0.07程度の視力しかないけれど、中程度の近眼という診断。問題ないそうだ。
●手術は15分足らずで終了
2週間コンタクトレンズの装着をやめ、手術日を迎えた。
Tシャツの上から割烹着みたいな手術用の白衣を着せられる。
そのまま明るいクリーンルームへ通され、
手術台に横たわるよう指示される。若い女医と助手が2人。
「片目ずつ、10分で済みますからね」
執刀する女医がやさしく声をかけてくれた。
まばたきをしないよう、まぶたを機械で開かされたまま固定される。
両肩を助手が押さえていた。
ビートルズのBGMが流れているなと思ったら、
いきなりレーザーが当てられる。ガー、ガー、激しい音。
目の前が真っ白になる。
「はい、終わりました」と声をかけられ、
ほとんど目を見はったまま、薄暗い休憩室へ案内された。
リクライニングソファに腰掛けて1時間。
「目を開けていいですよ」
そう言われ、ゆっくり目を開けると、目の前に若くてきれいな看護師。麻酔が効いているのでさほど痛くもない。
専用の防護サングラスをつけ、タクシーで帰宅。
車中から遠くの看板を見ると、ナント細かい文字が読めるではないか。
明らかに視力が上がっている。
翌日の検査では両目の視力が1.5、
1週間後には実に2.0になっていた。
時間にして15分足らずのレーザー施術。料金はさらに1万円の割引があり、19万円なり。
●老眼進み新聞が読みにくく
「怖くなかったか」 とよく聞かれる。
が、旧友から体験談を聞かされていたのでそれほど不安はなかった。
50万円なら二の足を踏んでいただろうけれど、
19万円ならコンタクト代の3年分程度である。
多少ドライアイは残っているが、それほど気にならない。
悩みは一気に老眼が進み、新聞が読みづらくなったことくらいか。
2007年1月19日 掲載
ゲンダイネット







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