相次ぐ 冬山登山事故
滑落、凍傷など遭難事故が相次いだ北アルプス一帯。
「経験、知識とも未熟な登山者が安易に冬山に入山しているのでは」
と、飛騨山岳会の木下喜代男会長(64)=高山市三福寺町=は
指摘する。
木下会長は今年1月、西穂高岳の独標付近で
下山できずにいる中年の男性に遭遇した。
男性は雪山の下山に不可欠なピッケルを持っていなかったため、
木下会長らのサポートを受けながら辛うじて下山したという。
また、アイゼンを付けた場合の正しい歩行方法を知らないなど、
一人前の道具は持っていても、
使い方を知らない登山者とすれ違うことも多いという。
2008年12月29日に起こった遭難事故についても
「滑落や凍傷などは登山者の装備不足、
不注意に大きな原因があるのでは」と嘆く。
「最近は登山装備の性能が向上したが、
一方で体力や経験が伴わないまま安易に冬山へ入山する
登山者が増えた。まずは自身の技量を高めることが先決」と話した。
岐阜新聞 Web
岐阜県警山岳警備隊は2008年12月29日
午前、同県高山市の北アルプス西穂高岳(2908メートル)で
28日に山頂付近から滑落した大阪府和泉市の
中学教諭 西川良子さん(36)を発見し、ヘ
リコプターで救出した。左太ももにピッケルが貫通し、重傷という。
北アルプス槍ケ岳(3180メートル)でも
同日午前、登山に来ていた川崎市の
会社員大塚啓一さん(43)が尾根から約300メートル下に滑落。
左脚ねんざの軽症を負い、県警に救助された。
岐阜新聞 Web
■北アで雪崩、男性2人不明
高山市奥飛騨温泉郷神坂、北アルプス抜戸岳(2812メートル)の
1500メートル付近の東側斜面で
2008年12月27日発生した雪崩に巻き込まれ、
静岡県の男性2人が行方不明になっている遭難事故で、
県警山岳警備隊などが28日早朝から捜索を開始したが、
現場付近は天候不良などのため発見できず、
午後2時に捜索をいったん打ち切った。
高山署の調べでは、行方不明になっているのは静岡山岳会に所属する、
静岡市の私立高校教員 桑原義仁さん(48)と
同市の会社員 塚田征義さん(39)。
抜戸岳登頂を目指し、27日に同会の4人パーティーで新穂高から入山。
午後2時半ごろ、テントを設営した後、桑原さんら2人は
登山ルートの偵察に向かい、雪崩に巻き込まれたという。
28日は県警山岳警備隊員12人、北飛山岳救助隊員10人と、
パーティーのリーダーだった静岡県岡部町の
高校教員小田直美さん(54)の計23人が、
ふもとの新穂高登山指導センターから現場へ向かい、
午前10時すぎから捜索に当たった。
隊員によると、現場付近は断続的にふぶき、
積雪は約1―3メートル、視界は100―300メートルと悪く、
捜索は難航した。
同署などによると、雪崩の規模は長さ約100メートル、
幅5、60メートル、深さ約2・4メートル。
雪や雨が凍ってできた氷の上を、
新たに降り積もった雪が流れる表層雪崩とみられるという。
■発見したが 悪天候のため救助できず
山形県朝日町の大朝日岳ガンガラ沢で
2008年12月28日、埼玉県蕨市中央1丁目、
法務省職員矢本和彦さん(42)が滑落し行方不明になった事故で、
一緒に登っていた仲間が29日午後3時50分ごろ、
矢本さんを発見したと朝日町役場の現地対策本部に連絡した。
悪天候のため、仲間は救助活動をあきらめて
大朝日小屋に避難した。
寒河江署は矢本さんの安否確認を急ぐとともに、
朝日町山岳遭難救助隊などと30日、
県警ヘリ「がっさん」などで捜索する予定。
同署などによると、仲間3人が29日、
矢本さんが携行していたビーコンの信号情報などを手掛かりに捜索。
同日午後1時55分ごろ、雪に埋もれた矢本さんを発見し
「遺体を確認した」という内容の携帯電話電子メールを
対策本部などに送信した。
発見現場はガンガラ沢尾根の銀玉水から
約400メートル下った付近だという。
県警ヘリも29日の午前と午後、
捜索を行ったが強風などの影響で発見できなかった。
矢本さんら一行は東京都内の山岳会「わらじの仲間」に所属。
同会メンバーが29日に現地入りし、30日に3人と合流して
下山をサポートする予定。
メールを受け取った同会員の岡村一彦さん(48)=東京都=は
「残念としかいえない」と語った。
調べでは、矢本さんら4人は27日に入山。
西川町大井沢側から朝日連峰に入り、
31日に下山する予定だったという。
小朝日岳−大朝日岳間を歩行中の28日午後4時ごろ、
矢本さんが強風にあおられてガンガラ沢側に転落した。
ほかの3人は大朝日小屋近くで雪洞を掘ってビバークした。
県警地域課によると、
朝日連峰で過去に発生した冬山登山事故では、
単独登山した男性が1997年1月、吹雪で足止めされ救助されたほか、
2003年1月には福島県のパーティーメンバーの1人が腹痛を訴え、
ヘリで収容。
朝日連峰の冬山は気象条件の厳しさなどから、
十分な装備や余裕を持った登山計画、
豊富な冬山経験など登山上級者でなければ困難だとされている。
山形新聞
遭難 北ア抜戸岳の2人発見できず 悪天候などで捜索中断
岐阜県高山市の北アルプス抜戸(ぬけど)岳(標高2812メートル)で
27日に起きた雪崩事故で、県警は30日も朝から、
行方不明になっている静岡山岳会所属の
高校教諭、桑原義仁さん(48)と
会社員、塚田征義さん(39)=いずれも静岡市=の捜索を行った。
午後1時半、発見できぬまま天候悪化などのため捜索を打ち切った。
県警は年明け後に捜索を再開する方針。
山岳事故 - Yahoo!ニュース
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂の
西穂高岳の西尾根付近(標高2700メートル)で、
2008年12月28日午後8時35分頃、登山中の同志社大学の
山岳部員(7人パーティー)から、
「メンバーが凍傷になった」と携帯電話で119番通報があり、
県警ヘリが29日朝、男子学生2人を救助した。
2人は高山市内の病院に搬送されたが、
1人は左手に重度の凍傷。
もう1人も左手首に軽度の凍傷を負った。
救助されたのは、奈良市六条緑町、
同志社大1年東陽平さん(19)と
奈良県明日香村、同大1年広口僚さん(19)。
2008年12月29日 読売新聞
2009年1月4日午前9時40分ごろ、
長野県白馬村の北アルプス・八方尾根で、
登山中の人が女性の遺体を発見、110番した。
県警はヘリコプターで女性の遺体を収容した後に近くを捜索し、
同日午後、男性の遺体も見つけた。
調べでは、2人は愛知県阿久比町椋岡道上、
町会議員枡内美渡子さん(50)=共産=と
名古屋市昭和区御器所、日本共産党知多地区委員
長高田信秀さん(57)。いずれも凍死だった。
2人は登山仲間で、県警は2人のカメラの記録などから、
1日午前に八方尾根から唐松岳に向けて登山中、遭難したとみている。
大町署によると、
枡内さんは白馬八方尾根スキー場西側にある
八方池近くの標高約2080メートルの登山道脇で見つかった。
下半身が雪に埋まった状態だった。
高田さんはさらに約100メートル下った場所で発見された。
1日は朝から吹雪だったという。
東京新聞
「経験、知識とも未熟な登山者が安易に冬山に入山しているのでは」
と、飛騨山岳会の木下喜代男会長(64)=高山市三福寺町=は
指摘する。
木下会長は今年1月、西穂高岳の独標付近で
下山できずにいる中年の男性に遭遇した。
男性は雪山の下山に不可欠なピッケルを持っていなかったため、
木下会長らのサポートを受けながら辛うじて下山したという。
また、アイゼンを付けた場合の正しい歩行方法を知らないなど、
一人前の道具は持っていても、
使い方を知らない登山者とすれ違うことも多いという。
2008年12月29日に起こった遭難事故についても
「滑落や凍傷などは登山者の装備不足、
不注意に大きな原因があるのでは」と嘆く。
「最近は登山装備の性能が向上したが、
一方で体力や経験が伴わないまま安易に冬山へ入山する
登山者が増えた。まずは自身の技量を高めることが先決」と話した。
岐阜新聞 Web
岐阜県警山岳警備隊は2008年12月29日
午前、同県高山市の北アルプス西穂高岳(2908メートル)で
28日に山頂付近から滑落した大阪府和泉市の
中学教諭 西川良子さん(36)を発見し、ヘ
リコプターで救出した。左太ももにピッケルが貫通し、重傷という。
北アルプス槍ケ岳(3180メートル)でも
同日午前、登山に来ていた川崎市の
会社員大塚啓一さん(43)が尾根から約300メートル下に滑落。
左脚ねんざの軽症を負い、県警に救助された。
岐阜新聞 Web
■北アで雪崩、男性2人不明
高山市奥飛騨温泉郷神坂、北アルプス抜戸岳(2812メートル)の
1500メートル付近の東側斜面で
2008年12月27日発生した雪崩に巻き込まれ、
静岡県の男性2人が行方不明になっている遭難事故で、
県警山岳警備隊などが28日早朝から捜索を開始したが、
現場付近は天候不良などのため発見できず、
午後2時に捜索をいったん打ち切った。
高山署の調べでは、行方不明になっているのは静岡山岳会に所属する、
静岡市の私立高校教員 桑原義仁さん(48)と
同市の会社員 塚田征義さん(39)。
抜戸岳登頂を目指し、27日に同会の4人パーティーで新穂高から入山。
午後2時半ごろ、テントを設営した後、桑原さんら2人は
登山ルートの偵察に向かい、雪崩に巻き込まれたという。
28日は県警山岳警備隊員12人、北飛山岳救助隊員10人と、
パーティーのリーダーだった静岡県岡部町の
高校教員小田直美さん(54)の計23人が、
ふもとの新穂高登山指導センターから現場へ向かい、
午前10時すぎから捜索に当たった。
隊員によると、現場付近は断続的にふぶき、
積雪は約1―3メートル、視界は100―300メートルと悪く、
捜索は難航した。
同署などによると、雪崩の規模は長さ約100メートル、
幅5、60メートル、深さ約2・4メートル。
雪や雨が凍ってできた氷の上を、
新たに降り積もった雪が流れる表層雪崩とみられるという。
■発見したが 悪天候のため救助できず
山形県朝日町の大朝日岳ガンガラ沢で
2008年12月28日、埼玉県蕨市中央1丁目、
法務省職員矢本和彦さん(42)が滑落し行方不明になった事故で、
一緒に登っていた仲間が29日午後3時50分ごろ、
矢本さんを発見したと朝日町役場の現地対策本部に連絡した。
悪天候のため、仲間は救助活動をあきらめて
大朝日小屋に避難した。
寒河江署は矢本さんの安否確認を急ぐとともに、
朝日町山岳遭難救助隊などと30日、
県警ヘリ「がっさん」などで捜索する予定。
同署などによると、仲間3人が29日、
矢本さんが携行していたビーコンの信号情報などを手掛かりに捜索。
同日午後1時55分ごろ、雪に埋もれた矢本さんを発見し
「遺体を確認した」という内容の携帯電話電子メールを
対策本部などに送信した。
発見現場はガンガラ沢尾根の銀玉水から
約400メートル下った付近だという。
県警ヘリも29日の午前と午後、
捜索を行ったが強風などの影響で発見できなかった。
矢本さんら一行は東京都内の山岳会「わらじの仲間」に所属。
同会メンバーが29日に現地入りし、30日に3人と合流して
下山をサポートする予定。
メールを受け取った同会員の岡村一彦さん(48)=東京都=は
「残念としかいえない」と語った。
調べでは、矢本さんら4人は27日に入山。
西川町大井沢側から朝日連峰に入り、
31日に下山する予定だったという。
小朝日岳−大朝日岳間を歩行中の28日午後4時ごろ、
矢本さんが強風にあおられてガンガラ沢側に転落した。
ほかの3人は大朝日小屋近くで雪洞を掘ってビバークした。
県警地域課によると、
朝日連峰で過去に発生した冬山登山事故では、
単独登山した男性が1997年1月、吹雪で足止めされ救助されたほか、
2003年1月には福島県のパーティーメンバーの1人が腹痛を訴え、
ヘリで収容。
朝日連峰の冬山は気象条件の厳しさなどから、
十分な装備や余裕を持った登山計画、
豊富な冬山経験など登山上級者でなければ困難だとされている。
山形新聞
遭難 北ア抜戸岳の2人発見できず 悪天候などで捜索中断
岐阜県高山市の北アルプス抜戸(ぬけど)岳(標高2812メートル)で
27日に起きた雪崩事故で、県警は30日も朝から、
行方不明になっている静岡山岳会所属の
高校教諭、桑原義仁さん(48)と
会社員、塚田征義さん(39)=いずれも静岡市=の捜索を行った。
午後1時半、発見できぬまま天候悪化などのため捜索を打ち切った。
県警は年明け後に捜索を再開する方針。
山岳事故 - Yahoo!ニュース
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂の
西穂高岳の西尾根付近(標高2700メートル)で、
2008年12月28日午後8時35分頃、登山中の同志社大学の
山岳部員(7人パーティー)から、
「メンバーが凍傷になった」と携帯電話で119番通報があり、
県警ヘリが29日朝、男子学生2人を救助した。
2人は高山市内の病院に搬送されたが、
1人は左手に重度の凍傷。
もう1人も左手首に軽度の凍傷を負った。
救助されたのは、奈良市六条緑町、
同志社大1年東陽平さん(19)と
奈良県明日香村、同大1年広口僚さん(19)。
2008年12月29日 読売新聞
2009年1月4日午前9時40分ごろ、
長野県白馬村の北アルプス・八方尾根で、
登山中の人が女性の遺体を発見、110番した。
県警はヘリコプターで女性の遺体を収容した後に近くを捜索し、
同日午後、男性の遺体も見つけた。
調べでは、2人は愛知県阿久比町椋岡道上、
町会議員枡内美渡子さん(50)=共産=と
名古屋市昭和区御器所、日本共産党知多地区委員
長高田信秀さん(57)。いずれも凍死だった。
2人は登山仲間で、県警は2人のカメラの記録などから、
1日午前に八方尾根から唐松岳に向けて登山中、遭難したとみている。
大町署によると、
枡内さんは白馬八方尾根スキー場西側にある
八方池近くの標高約2080メートルの登山道脇で見つかった。
下半身が雪に埋まった状態だった。
高田さんはさらに約100メートル下った場所で発見された。
1日は朝から吹雪だったという。
東京新聞







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