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 病院の身体拘束「不必要で違法」  

 
 
2008年09月07日 ()
愛知県一宮市内の病院に入院していた女性(当時80)が、
不必要に体を拘束されて苦痛を受けたとして、
病院を相手取り600万円の損害賠償を求めた訴訟の
控訴審判決が2008年9月5日、名古屋高裁であった。

西島幸夫裁判長は、
拘束は正当だったとした一審・名古屋地裁一宮支部判決を変更。
病院側に70万円の支払いを命じ、
原告側逆転勝訴判決を言い渡した。

訴えていたのは、
岐阜県大垣市の故・吉田貞子さん=訴訟は遺族が承継。

判決によると、強い腰痛などのため「一宮西病院」に
入院していた吉田さんは03年11月16日深夜、
必要もないのに看護師にミトン(抑制具)を使って拘束された。
ミトンを外そうとして抵抗した際に傷を負った。

判決はまず、
旧厚生省令で明確な禁止規定がある介護施設だけではなく、
医療機関であっても
「同意を得ずに患者を拘束してその身体的自由を奪うことは
原則として違法だ」と指摘。
そのうえで、
(1)患者への危険が迫っている切迫性
(2)ほかに手段がない非代替性
(3)長く継続しない一時性の3要件に照らして判断すべきだと述べた。

この結果、吉田さんについては
「ミトンによる抑制を行わなければ転倒、転落による
重大な傷害を負う危険性は認められない」と認定した。

当日の患者数についても、
一審段階では、看護師3人に対して患者数は41人とされていたが、
新たな証拠調べの結果、27人で重症患者もいなかったと認定。
「看護師がしばらく付き添って落ち着かせることができた」と指摘し、
今回のケースについては
「切迫性や非代替性があると認められず、違法だ」と結論づけた。

吉田さんは何度も看護師を呼ぶナースコールを押し、
おむつの交換を要求したり、車いすで移動しようとしたりした。

病院側は、吉田さんがせん妄(意識混濁)状態で
転落の恐れがあり拘束が必要だったと主張。

06年9月の一審判決は、病院側のこうした主張を認め、
拘束は緊急避難のためで正当だったとして請求を棄却していた。

asahi.com
2008.09.07(Sun) (ニュース−訴訟)  (0)   No.2279

   

 「偽装請負」で労災…死亡男性の遺族が提訴 

 
 
2008年09月06日 ()
住宅設備機器メーカー「TOTO」(本社・北九州市)
滋賀工場(滋賀県湖南市)で昨年5月、
派遣会社社員の男性作業員が死亡した事故で、
遺族が5日、TOTOなどに
約1億円の損害賠償を求め大津地裁に提訴した。

遺族側は、男性は「偽装請負」状態で働かされており、
TOTOに安全管理義務があったと主張している。

訴えたのは、滋賀県甲賀市甲賀町檪野(いちの)の
西野尾茂信さん(当時39歳)の両親ら。

訴状によると、
西野尾さんは業務請負契約で93年から同工場で勤務。

昨年5月14日、機械の復旧作業中、
機械と支柱に頭を挟まれて死亡した。

同社マニュアルでは復旧作業中は電源を切るはずが、
生産性を重視し、緊急停止装置の設置などを怠ったと訴えている。

TOTO広報部は
「訴状の中身を見てから真摯(しんし)に対応したい」としている。

この事故では、東近江労働基準監督署が昨年9月、
「偽装請負」と認定し、
労働安全衛生法違反容疑でTOTOを書類送検。
今年7月、甲賀簡裁が罰金50万円の略式命令を出した。

毎日新聞
2008.09.06(Sat) (ニュース−訴訟)  (0)   No.2273

   

 4400万円賠償 ボクシング練習で脳機能障害 

 
 
2008年09月03日 ()
2004年3月、道立石狩翔陽高校のボクシング部員で
当時一年生だった女子生徒が
練習試合中に意識を失って障害を負った事故があり、
道教委は「顧問教諭が安全に対する注意義務を怠った」
として約4400万円の損害賠償金を
生徒側に支払うことで示談が成立した。

道教委は2008年9月2日、賠償金を9日開会の
道議会に提出する本年度補正予算案に計上した。

道教委によると、元生徒は札幌で開かれた
道内のボクシング部の合同練習会で、
他校の女子選手とスパーリングと呼ばれる練習試合を行った。

ヘッドギアを着けていたが、頭などを打たれて意識を失い、
急性硬膜下血腫で緊急手術。一ヶ月間入院した。

退院後も視力低下や、物が二重に見える重い後遺症が残り
卒業後の06年12月、高次脳機能障害と診断された。

元生徒側は今年2月、道教委に損害賠償を請求した。

日本アマチュアボクシング連盟は
競技歴9ヶ月未満の選手のスパーリングを原則禁じているが、
元生徒は入部三カ月だったという。

このため道教委は、
顧問の男性教諭が安全配慮を欠いたとして全面的に責任を認め、
元生徒側と示談が成立した。

北海道新聞
2008.09.03(Wed) (ニュース−訴訟)  (0)   No.2263

   

 被害者宅への手当を怠ると… 

 
 
2008年09月01日 ()
もし、被害者家族と没交渉のまま3年という期間が経過すると、
被害者側の損害賠償請求権が時効となって消滅する。

その後になって、少年が収入を確保した際、
改めて「民事賠償の話し合い」になったときに、
少年が法的に悩ましい問題を抱える

交通死亡事故を起こした少年を保護観察に付するに際し、
私が担当裁判官だったら
「保護司が 毎月少年を連れて被害者宅を訪れ、
お線香を上げさせていただく」ように処遇勧告を行うと述べた。

こういう手当を怠ると、次のようなことが起こりがちである。

事故直後に母親と二人で被害者宅で仏壇に手を合わせたとき、
「働いてお金が入るようになりましたら、改めて連絡させていただきます」
と言い残して辞去していた。

しかし、少年院送りを免れ、保護観察になってから、
いろんな職種をつまみ食いした結果
「一生この仕事をやりたい」と思う「定職」に恵まれるまで
「あっという間」に3年がたった。

その間一度もお詣りに行っていないし、連絡もしていなかった。

するとある日突然、簡易裁判所から
「調停期日呼び出し状」が届いた。

問い合わせてみると
「少年が働いていることが分かったので、
 賠償金5000万円を支払うとの調停を求める」との
申し立てがあったとのこと。

手取り25万円の賃金で貯金もない。
毎月5万円かそこらの支払いが精いっぱいである。

どういう対応をすればよいのか、
弁護士会の無料法律相談を受けに行った。

「赤信号無視という不法行為による損害賠償債務は、
3年の消滅時効に掛っているが、
時効を援用して支払いを拒絶するか、
援用せずに、金額・支払い方法を話し合うかは、
まったくあなたの自由意思です。

時効を援用するが、お見舞金として
多少のお支払い(例えば月3万円を5年間)なら応じたい
という微妙な言い回しもあります。
時効に触れずに金額などの話し合いに入ると、
『債務の承認』となり、時効が中断しますので、
良く気を付けてください」などと懇切な説明を受けた。

そこで、調停期日に出掛け、
「一応時効と聞いたのですが…」と、恐る恐る切り出したが、
先方には弁護士が付いていて、
「働き始めたらすぐ連絡するとの約束を守らなかった人間には
 時効を援用する資格がない(=権利の濫用)」と、
こっぴどくしかられた。

時効援用の許否で本裁判をすると結構長引くので、
それはしばらく脇において、中身の話し合いを行った。

毎月5万円を20年間支払う(総額1200万円)というところに
落ち着いた。そういう結果で少年は心から納得できた。

君たちのために 元家裁判事のつぶやき:MSN産経ニュース
2008.09.01(Mon) (ニュース−訴訟)  (0)   No.2257

   

 メール1通婚約破棄 慰謝料30万円 

 
 
2008年08月28日 ()
メール1通で婚約を一方的に破棄したのは不当などとして、
盛岡市の女性(57)が岩手県内の男性(57)に
200万円の慰謝料を求めた訴訟の控訴審判決で、
仙台高裁は2008年8月26日、
請求を棄却した1審盛岡地裁判決を取り消し、
男性に30万円の支払いを命じた。

小野貞夫裁判長は
「違和感を本人に伝えて善処を求めるなどの
 コミュニケーションを取ろうともせず、
 いきなり1通のメールで突き放したというべきで
 正当な理由があるとはいえない」と指摘し、
女性に精神的苦痛が生じたと認めた。

判決などによると、2人は昨年2月に婚約したが、
男性は同年5月に
「1人の方が気楽。
大変勝手なのですがおつきあいはやめさせてください」
とのメールを送った。
その後、女性が慰謝料請求などを求めるメールを送ると、
男性は付き合いのある暴力団員がいるなどと
脅迫する内容のメールを送信した。

Yahoo!ニュース
2008.08.28(Thu) (ニュース−訴訟)  (0)   No.2248

   

 損賠訴訟:救急搬送遅れ、100万円支払いで和解 

 
 
2008年08月27日 ()
流山市内でオートバイ事故を起こして死亡した男性(当時18歳)の遺族が、
「救急搬送の遅れで延命の可能性が侵害された」として、
市に1200万円の損害賠償を求めて
千葉地裁松戸支部に起こしていた訴訟は、
市側が救急搬送の遅れを認め、
遺族に100万円を支払うことで25日、和解が成立した。

訴えによると、男性は03年1月6日未明、市道で転倒し、
出血性ショックなどで約7時間後に収容先の病院で死亡した。
救急隊は母親の到着後に病院への搬送を開始したことから、
遺族側は「31分の搬送遅れがあった」としていた。

市側は「けがの確認や病院の手配のほか、
男性は飲酒運転の可能性があり、
病院の引き受けが難しくなる恐れがあったため、
家族の到着を待っていた」と主張していた。

毎日新聞 2008年8月27日

飲酒運転・・・だったから 
1200万円から 100万円に下がったのでしょうか?
2008.08.27(Wed) (ニュース−訴訟)  (0)   No.2246

   

 「40歳以上の女は加齢臭」訴訟に 

 
 
2008年08月23日 ()
兵庫県芦屋市が出資する第三セクター「芦屋都市管理」に
勤務していた神戸市東灘区の女性(57)が
2008年8月22日、
職場で「年寄りはいらんのや」と退職を強要され
精神的苦痛を受けたなどとして、
会社と取締役の男性に計約400万円の損害賠償を
求める訴えを神戸地裁に起こした。

訴状によると、会社側は「電話に出るな」と指示し、
電話がかかってきて受話器を取っても通話できないよう
機器を設定。

取締役が宴会の席で
「40歳以上の女は加齢臭がする」と話すなど、
職場での嫌がらせも繰り返されたという。

女性は8月30日付で芦屋都市管理を退職するという。
同社は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。

ZAKZAK 2008/08/23
2008.08.23(Sat) (ニュース−訴訟)  (0)   No.2237

   

 元野球部員が損賠提訴 練習で熱中症 

 
 
2008年08月08日 ()
05年センバツで準優勝した
神村学園高等部(鹿児島県いちき串木野市)の
元野球部員、厚ケ瀬翔斗(しょうと)さん(21)が
2008年8月7日、同校を経営する学校法人・神村学園を相手取り
約1億740万円の損害賠償を求める訴えを鹿児島地裁に起こした。

厚ケ瀬さんは練習中に熱中症で倒れ、
低酸素脳症などの後遺症を患っており、
学園側の安全配慮義務違反を主張している。

訴状などによると、03年8月22日、地区大会で負けた罰として、
当時の長沢宏行監督(3月に依願退職)が
部員にグラウンド100周(1周約200メートル)を命じた。

当時高1だった厚ケ瀬さんは86周を超えたあたりでふらつき始め、
しばらくして意識を失って倒れた。
約5カ月間入院し、出席日数不足による留年を経て卒業したが、
脳障害で足を引きずり、
突然後ろにひっくり返る発作が起きるなどの後遺症が残った。

同学園は「担当者が不在でコメントできない」としている。

Yahoo!ニュース

選手の力不足ではなく 監督としての指導不足で試合に負けたのでしょう

部員にグラウンドを100周走らせたとき
監督も一緒になって走ったのでしょうか?
2008.08.08(Fri) (ニュース−訴訟)  (0)   No.2218

   

 信越放送ヘリ事故 中部電力などに賠償命令 

 
 
2008年07月31日 ()
長野県南木曽(なぎそ)町で04年3月、
信越放送の取材ヘリコプターが送電線に接触し墜落、
4人が死亡した事故で、
同放送記者だった故三好志奈さん(当時26歳)の両親らが、
国などに賠償を求めた訴訟で、
東京地裁(鶴岡稔彦裁判長)は31日、
ヘリを運航した中日本航空と送電線を設置した中部電力の責任を認め、
両社に総額約3200万円の賠償を命じる判決を言い渡した。
国と信越放送に対する請求は退けた。

yahooニュースより

事故は、機長が送電線に気付かず接触して起きた。
国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会は、
衝突を防ぐために航空法が定めた「昼間障害標識」が
送電線になかったことを事故原因の一つに挙げた。

中部電力は「当時の規定の解釈では設置義務はない」と反論し、
指導する側の国も「標識を設置させる義務はなかった」としている。

青森朝日放送の取材ヘリ事故でも、
同じ20代のアナウンサーが行方不明になった。

地理など取材地の安全を確認しなかったとして
信越放送の責任を追及している両親は
「ご家族の気持ちを思うとつらい。
 若い人は『乗りたくない』と断れないでしょう」と胸を痛める。
「事故後にきちんとした安全対策があれば、
次の事故はなかったのでは。志奈の死を無駄にして欲しくない」。
政寛さんは祈るように語る。

毎日jp(毎日新聞)
2008.07.31(Thu) (ニュース−訴訟)  (0)   No.2207

   

 外務官僚、ホテル代1500万“踏み倒し” 

 
 
2008年07月31日 ()
外務省経済局の男性官僚(40)が、
都内の